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紫外線のお話➁ 日焼け止めについて

普段なにげなく使っている日焼け止めについて、お肌にどのような影響を与えるかご存じですか?

散乱剤 紫外線を跳ね返しブロック

乳液タイプに多い

自然に存在する成分が多い為、肌への負担が軽い。

成分が壊れにくい為長持ち。

白浮きするデメリットがある ノンケミカルとは吸収剤を含まないものを指す

吸収剤  紫外線を吸収し熱に化学変化させ放出する

ローション・ジェルタイプに多い

化学反応を起こさせることなどから肌への負担が強い

吸収剤自体が紫外線と反応し変質するため 時間とともに効果が薄れる 。付けた直後は散乱剤よりも紫外線対策の効果が強い

白浮しない

化学反応を起こさせる為、肌・身体への 悪影響が懸念されている

SPFとPAについて

SPF値とは 

UV-Bを防ぐ指標になるもの

数値が高いほど持続時間が長くなるが、肌への負担も強くなる 。肌のバリア機能が乱れていると持続性も悪くなります

PAとは 

UV-Aを防ぐ指標になるもの

PA++など+が多いほどUV-Aを防ぐ効果が高くなる

生活シーン別の目安

日常生活(散歩・買い物など)          SPF10前後 PA+  

屋外での軽いスポーツ、レジャーなど      SPF10~30 PA++

炎天下でのレジャー、マリンスポーツなど   SPF30以上 PA++~+++

※SPF10とは 素肌でいるより10倍日焼けしにくく、5時間は赤くならないという意味